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リボン図 [F3A]

リボン図って、故渡辺先生が作られてて、パターン飛行の普及に多大に貢献されたのは誰しもが認めるところであります。渡辺先生がお元気な頃、私もよくご指導いただきました。ほんと感謝申し上げております。

(注意)パイロットの方はリボン図だけを参考にして飛行しないでください!!

リボン図はルールではありません
助手の方が演技順を確認するために使用するのはアリだと思います
リボン図はざっくりと演技の概要を表したもので、ルールを全て反映していません。FAIパターンはルールブックに基づいて正確に演技すべきものです。ルールブックを見ないで、リボン図から演技を行うと間違った解釈で演技を行ってしまいます。パイロットがリボン図をみて練習することの無いよう、徹底した方が良いと思います。まあ、競技だったらルールも知らずに大会に参加するってのも、それはその人のスキルの問題だからどうってことはないんですが。でも、普及の面からすれば、入り口を間違えないで欲しいなと思うんです。間違えないような体制や指導方法が大切だと思います

せめてリボン図には「これはパターンの概要を表したものであり、ルールは反映しておりません。詳細はルールブックで確認してください」とか、「これは助手の演技確認用に作成しました」とか表示してあればいいんですけどね

追記))渡辺先生との写真があったので貼っときます
右端の青いのが私
IMG_8730.JPG

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機体の調整 [F3A]

機体の調整についての私の考え方は

「正面の巡航水平飛行で航跡が進行方向に真っ直ぐ飛ぶこと」

そこがスタートです
基準がないと戻る場所が無くなってしまうので

先ず重心位置、それとスラストのアップダウンで、スピン、スナップ、垂直上昇、降下からの引き起こしの状況、ナイフエッジの癖を見ながらバランスの良いところ(癖が最少となるところ)を探していきます。もちろん重心位置によって舵の反応が変わりますので舵角を変えながらです。サイドスラストは水平飛行の姿勢によるので、上の設定が出たところで、水平巡航飛行で真っ直ぐ飛ぶように取り直します。ラダーはあくまでもニュートラルでトリムは触らないことが肝要。垂直上昇で左にとられないようにサイドスラストを取るという方がいますが、垂直上昇で左に行くのは当たり前と考え、それは指で押さえます。そうしないと水平飛行で右へ曲がる飛ばし難い機体になってしまいます。機体の調整って総合的に考えますので、一つのことに注目してその癖を取ると、必ず他のところに影響が出ます。癖の無い機体なんて無いので、全体的に極端な癖が出ないような調整を目指します。

最も重要で最も影響のあるのは重心位置です
私が好んで選ぶフライングテールの機体は重心位置の変化によく反応します。適切な位置にないと非常に飛ばし難く、いろんな癖が出ます。エレベーター式の機体はそれを或る程度隠してしまうようです。機体本来の性能を考えれば、いずれも適正な重心位置を求めることが大事なのには違いはありません

正面水平飛行で真っ直ぐ飛び、垂直上昇では次第に左へ曲がり、背面水平飛行で右へ、垂直降下では次第にアップ側へ、というのが標準です

ここから背面飛行や宙返り(正逆)でのロール方向の癖取りをして、ようやくパターンができるスタートラインに着いたことになります。この後、演技に応じた舵角、エキスポ、ナイフエッジ、スロットルカーブというプロポ側の調整を行っていきます

とにかく「総合的にみて」大きな癖なく素直なのが飛ばし易いので、そうなるように設定しています

偶に他の方の機体を飛ばすこともありますが、バランスの取れていない機体がすごく多いです。先ずはトリムがあっていない、舵角が多い、エキスポが多い、重心が前過ぎ、スロットル過敏。最近の機体はラダーが物凄く効くのでトリム1コマずれてるだけで飛行コースが曲がって飛んでしまいます。皆さんエルロントリムは合わせるものの、ラダーのズレに気付かず苦労して飛ばしているようです

パターン飛行の前に、水平飛行で真っ直ぐ飛んでいるのか、よーく確認したほうが良いです
胴体は熱でよく曲がるので、陽に当てないようにしましょう。真っ直ぐ飛ばなくなります

(追記)背面飛行、正宙逆宙でのロール癖。修正の仕方はご存知ですよね?


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抵抗 [F3A]

なんかネタの小出しみたいでアレですが

前回、背面飛行でラダーを入れると抵抗が増えて速度が落ちるので、その分スロットルを足して速度をキープするって書きました。背面飛行の例は機体の動きが少ないので、それが分かり易いから出したまでですが、当然他の操作でも同じことが言えますね。連続ロールはパワーを足していかないと速度がどんどん落ちるし

さて、その背面飛行ですが、飛行航跡を真っ直ぐ飛ばすために微妙に左ラダーを当ててやる練習を延々とやっておりましたら、なんか妙に機体のすわりが良いことに気づきました。むしろ正面よりもどっしりした感じ
普通は正面の水平飛行でまっすぐ飛ぶようにトリムを取りますので(人によっては気持ち下がるくらい)、裏っ返しになればエレベーターはダウンを押して主翼に迎角をつけてやる必要があります。更に左ラダーを少々当てますので、正面に比べてラダー/エレベーターを同時に切った状態になっています。ということは機体の抵抗は増えます。ですからスロットルを開けなければ速度が落ちるということですね。着陸の時わざとサイドスリップをさせて速度を殺すことがありますが、僅かとはいえそれと同じ舵が当たっているうえ、速度も速いので機体のひきずり抵抗が多くなり、それがすわりの良さとして感じられているんでしょう。

ところで、何で背面だと左ラダーが要るの?
正面でまっすぐ飛ぶようにサイドスラストをつけますが、背面飛行では姿勢が変わるため胴体を流れるプロペラ後流の影響が正面とは変わります。その結果、サイドスラストが付きすぎの状態となり、機体右側に曲がっていきます。それを左ラダーを当てて補正してやります。もちろんその量は機体によってまちまち。多く必要な機体もあれば、それほどでもない機体もあります。

その辺は、頭上を正面水平飛行、背面水平飛行させてみれば確認できると思います。一度お試しを。どっちにしても、意外にも進行方向に真っ直ぐ飛んでいるわけではなく、常に微妙にサイドスリップしながら飛んでいることが分かると思います。

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